2020年10月19日。
巨人・岩隈久志選手(39)が今季限りの引退を表明しました。
今回は、岩隈選手の今までの軌跡を振り返ってみます。
近鉄時代
岩隈選手は、1999年度ドラフト会議で
大阪近鉄バファローズから5位指名されてプロ入りします。
因みに、
1999年度ドラフト会議で指名(逆指名)された有名な選手は、
・川﨑宗則選手
・田中賢介選手
・高橋尚成選手
etc.
近鉄のドラフト結果は、
1位 宮本大輔
2位 高木康成
3位 前田忠節
4位 山下勝己
5位 岩隈久志
6位 鷹野史寿
7位 覚前昌也
8位 奈良将史
9位 吉川勝成
※敬称略
私が初めて岩隈選手を見た時の印象は、
「か、かっこE・・・」
でした。
ジャニーズにも負けないルックス。
すら〜と伸びた足。
そして何より・・・
投球フォームがカッコ良い!!
右投げの投手の中では、
一番かっこよいフォームではないでしょうか・・・
(因みに、左投げは能見選手が一番カッコ良いです。)
楽天時代
2004年シーズン終了後、
楽天の新規参入に伴う分配ドラフトで、
東北楽天ゴールデンイーグルスに入団します。
所属した4球団の中で、
一番在籍期間が長く、
楽天の黎明期の大黒柱と言っても
過言ではない活躍をされたこともあり、
岩隈選手=楽天というイメージが強いです。
(意外と知られてないんですが、
楽天の初戦は、岩隈選手の1失点完投で
勝利しています。)
また、2009年にはWBCの日本代表に選ばれており、
決勝戦では先発で登板し、
8回途中2失点と世界一に大きく貢献しました。
楽天にとってはもちろん、
日本を代表する投手の一人といっても
過言ではないでしょう。
マリナーズ時代
2011年シーズン終了後、
海外FA権を行使して、メジャーへ移籍し、
シアトル・マリナーズに入団します。
入団当時、マリナーズには、
イチロー選手・川崎選手が在籍しており、
日本人選手3人が先発出場することもありました。
メジャーに行っても、
NPB時代と変わらない制球力を見せてくれて、
在籍期間6年の内、
2 桁勝利を3回達成しています。
また、2013年には、
その年に最も活躍した投手に送られる
サイ・ヤング賞の投票で 3位に選ばれています。
(因みに、その年の2位にはダルビッシュ選手が選ばれています。)
巨人時代
2018年シーズン終了後、
度重なる怪我の為、マリナーズから退団した岩隈選手は
読売ジャイアンツと契約しました。
しかし、2019年・2020年と一軍登板はなく、
2020年10月19日、
岩隈選手は2020年シーズン限りでの引退を発表しました。
さいごに
2019年10月19日時点の
岩隈選手の功績を振り返ってみますと、
プロ在籍年数:21年
沢村賞:1回(2008)
最優秀選手:1回(2008)
ベストナイン:2回(2004、2008)
最多勝:2回(2004、2008)
※2008年は21勝。
最優秀防御率:1回(2008)
最高勝率:2回(2004、2008)
NPBにおける最も優れた先発投手に送られる
沢村賞を受賞しているので、
岩隈選手は、日本を代表する投手で間違いないでしょう!
今後、野球に関わる仕事に携わるのか?
また、どこかの球団でコーチをするのか?
というのは不明ですが、
ひとまず、
岩隈選手、今までお疲れさまでした。
ただ、現在在籍している巨人は
リーグ優勝・日本一に向けて戦っている真っ只中なので、
在籍している間は、何かしらの形で貢献して
最後まで頑張ってほしいです。
最後にもう一度・・・
21年間、本当にお疲れさまでした!!!